代表者挨拶

代表取締役米田 茂之
【略歴】
九州大学大学院 農学部を修了後、野村證券株式会社 金融経済研究所へ入社
その後、九州大学発の眼科医薬品開発バイオベンチャーへ参画
大手企業向基幹システムの法人営業や病院立ち上げの医療コンサル業務なども経験
2014年に当社を設立
【代表者メッセージ】
おいしい食べ物を生産し世界中の人々の幸せに貢献する
リコペルは2014年5月に、「ものづくり」で社会に貢献できる事業がしたいと考え、私が創業した農業ベンチャー企業です。
私は、リコペル創業まで、大手証券会社からスタートアップベンチャー、メガベンチャーまで様々なフィールドで経験を積みました。
そして、30代前半となり自ら事業を起こしたいと思い、リコペルを設立しました。
実は最初から農業と決めていたわけではなく、正直なところ事業を起こしたいという気持ちのほうが先でした。
そして、事業準備にあたり様々なことを調査していく中で、自分で作った商品・製品でお客様の反応がダイレクトに分かるような「ものづくりに関連した事業」がしたいと思うようになりました。
そんな中、あるとき国内農業の担い手が高齢化して急激に減少していること、一方でIOTなどを駆使した先端ハイテク農業があることを知りました。
そして、新しい技術や発想で、日本の農産物生産と地方の活性化に貢献できると考え、当社を設立するに至りました。
リコペルは2016年9月より山梨県北杜市でフルーツトマトの生産を行うのですが、最初は私一人からのスタートでした。
しかも、私は農学部出身ですが学校では農産物生産はほとんど学んでおらず、さらにリコペルで生産をする前に千葉の農園で研修を受けたのですがそれもたったの4か月で春の管理しか経験していませんでした。
案の定、冬場の管理がまったくわからず1年目はカビ病など病気に苦しめられ目標の収穫量を得ることができませんでした。
2年目も独学で乗り切ろうとしましたがうまくいかず、篤農家や諸先輩方、多くの方々にご指導いただき3年目になんとか事業を軌道に乗せる目途ができました。
現在もまだ様々なことが発展途上ですが、新しい技術と発想で、自分たちが作った農産物をお客様においしいと言っていただけること、そして安定して農産物が出荷できる農業企業を目指します。
農業の6次化にも積極的に取り組みます。
創業時から規格外トマトを使って無添加トマトジュースを販売しています。
また、イチゴとブルーベリーの規格外品は急速冷凍して販売しており、夏には冷凍イチゴを削って練乳をかけた商品のイベント販売をしてお客様から大好評を得ました。
私もこの商品は大好物で自信をもっておすすめしています。
将来は観光農園や直売所の経営も加え、そこでお客様の反応やご意見を吸収し、栽培や商品開発に活かせるようになることを目指しています。